ユタカがメールで弱音を吐いて以来、
私達の距離はグッと縮まった。
今まではなんだかお互いに、一枚皮をかぶって
やり取りしていた感じ。
その皮が、この前のメールで剥げて、
いい感じにこなれてきた。
そもそもユタカと私は同級生だから、
初めからもっとくだけていても良かったのかもしれない。
ちょっと損していた感じに思えた。
ある日、私から、「2人で飲みに行かない?」と
誘いのメールをしてみた。
すると、「いいよ」と快諾のメール。
その日は初めての2人きり。
私の旦那も、友達も抜きで。
もちろんこの時は、純粋に飲みに行くだけの
気持ちだった。
待ち合わせはまだ少し明るい時間。
少し蒸し暑い夕方の街でユタカと待ち合わせ。
ユタカはTシャツにジーンズのシンプルな服装。
私はあまり気張らずに、でもちょっと女らしさをアピールして、
キャミソールに薄い上着、白のロングスカート(スリット入り)で
出かけた。化粧は厚化粧にならないように、目元にポイントを置いて
仕上げた。
いつもは私もTシャツにジーンズ、化粧は極薄だから、
いつもと違う私にユタカは少しビックリしたようだった。
店に入り、食事をしながら、軽く飲む。
アルコールが入って、少し饒舌になったユタカは、
今彼女がいないこと、もうかれこれ2年くらい彼女がいないことを
話してくれた。
私は「じゃあ、もう2年くらいHしてないってこと??」と
意地悪な質問をしてみると、
「げ!もうそんなになるのかぁ、腐ってるなぁ~」とユタカは
おどけてみせた。
「でもユタカはいい男だから、絶対すぐ彼女できるよ!」
「そこらの女がほっとかないって!」
下ネタに脱線しそうだったので、ちょっと軌道修正。
程無くして、2件目にハシゴ。
今度は雰囲気のいいバーのカウンターで並んで飲む。
彼はウイスキーをショットでガンガン飲んでいる。
つられて私もショートカクテルがガンガン進む。
頭がグルグルして、何を話したのかはあまり覚えていない。
そのうち、私の頭は、ユタカの肩にもたれかかっていた。
2人とも千鳥足で店を出た。
「あー、涼しい~!!」
そう少し大きな声で言いながら、フラフラクネクネと歩いて
[
「酔っ払っちゃったよ~」とユタカに絡んでいると、
不意に抱きしめられた。
「まったく・・・・・可愛いなぁ、あいかは。」
頭を撫でられ、トローンとしていると、
マジな顔で私を見つめたユタカは、
ゆっくりと私の唇を奪った・・・・・。