おしゃれは、女の子がかわいくなれる魔法だよ!この本には、あなたの魅力を引き出す10コの方法と、みんなのクチコミがつまっているの。おしゃれでかわいい女の子になって、毎日を今よりもっと楽しく過ごしちゃおう。
一冊読めば、みんなの注目が集まるおしゃカワガールに大変身。ファッション、ヘアケア、メイク、マナー等の秘訣がもりだくさん。
「おしゃカワ! ビューティー大じてん」
(成美堂出版)
こちら↓の朝日新聞の記事の中で、
出版社が答えている通り
こういう本って昔からありました。
わたくしも、買ってもらって、読んでましたから。
いいんじゃないの、
子供の頃から美意識高めておくのは、
と思うのですが、この本の中には、
「男の子とおしゃべりがはずむ「キュートな会話(かいわ)テクニック」として、「オウム返(がえ)し」や「まほうのコトバ、『さしすせそ』」(さすが、知(し)らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ)といった記述がある。」
そうなんですね。
わたくしが読んでいたものには、
モテテク、会話術まで、
そこまで詳しく書いては無かったような。。。
「石鹸の香りの女の子、好きだな」
とか言ってる、
王子様みたいな男の子の漫画イラストが
入っていたりはしたような気がしますが。。。
それと、人目を意識しての美容というよりは、
もっとナチュラルなアプローチで、
肌やカラダを健康的にキレイにするには
どうしたらいいかの情報だった気がします。
脚を細くしたり、
ムネを大きくする美容体操だとか、
きゅうりパックや
レモンで肘やかかとを擦るとか、
ティーバッグをまぶたにのせて
目元をスッキリさせるとか(笑)
「男(おとこ)の子(こ)はホメられるのが好(す)き!」――。小学生の女の子に、異性にもてるためのテクニック「モテテク」を指南する本がネットで話題になった。同じような内容は多くの少女雑誌に載っているが、男性に選ばれるための技術を教える内容が議論の的だ。
わたくしは女子校育ちで、
男を巡る争いのない世界に育ったものですから、
成長期に「男性に選ばれるための技術」って
体得するチャンスが無かったんですよ。
そういうこと、教えておいてくれたら
もっと違う人生があったのかもしれないわ、
と、ふと思ったりして。
「男子を脅かさない存在であるべき」というプレッシャー
――子どもといえば、小学5年生の息子に上野先生の祝辞を読ませたら、納得しながら読んでいました。確かに、子どもにもわかるようにかみ砕いてお話しされていました。
一カ所だけ、東大女性が東大生であることを隠すというくだりは、小5男子には理解できないようでした。「日本でいちばん頭のいい大学でしょ。すごいよね。何で隠すの?」と。
上野:小学5年生といえば、11歳ですね。まだ、その年齢だと、東大女子が大学名を隠すような性規範に染まっていないかもしれません。多くの男女は第二次性徴の頃から、ジェンダー・ソーシャライゼーション(男の子向け/女の子向け社会化)を受けます。「男はこうあるべき、女はこうあるべき」という規範を刷り込まれていきます。
とくにメディアや少女漫画からの刷り込みは大きいですね。女子は男性を脅かさないかわいい存在であるべき、という有形無形のプレッシャーを感じることになります。小学生だと、まだそういう社会的な圧力を、男女共に感じていないのでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/-/283309?page=2
「おしゃカワ! ビューティー大じてん」
を読んだからと言って、
モテに徹した、無個性で、つまらない女ばかりが
量産されるとは思いません。
どうしたって
それに馴染めない子もいるでしょうし
モテテクを逆手に取って男子を操る
したたか女子の方が多そうですよね?
知っておいて損はない情報だと
わたくしは思いますが、
ここに書いてあることが、
壊してはならない世の基準であると
洗脳されてしまうとしたら、超問題ありですね。
情報はあくまでも情報であり、
テクニックは
そのまま通用するものではないこと、
誰かが教えてあげないとならないかもしれません。
そして、どうしたら選ばれるかではなく、
どうしたら選ぶ立場になれるかを学んだ方が
将来的には、ずっとオイシイということを、
ぜひ女子達に教えてあげて欲しいですね。
#GIRLBOSS(ガールボス)とは、
自分の人生を自分で決める人のこと。
がんばって働いて、欲しいものは自分で手に入れる。
自分の人生を自分で決める人のこと。
がんばって働いて、欲しいものは自分で手に入れる。
「覚えておいていただきたいアドバイスが3つあります――大人になってしまわないこと。退屈な人間にならないこと。男の言うことは気にしないこと。さあ、それでは始めましょう」
1966年生まれのわたくしは、
「選ばれるための技術」も
「選ぶ立場になるための技術」も
中途半端にしか教えてもらえませんでした。
今はイイですね、
望めば、どちらでも、
いくらでも学ぶ方法があるのですから。
選ばせると見せかけて、
最終的に自分が選ぶという女子が、
今のところ一番賢いとされるのでしょうが、
それには若さを差し出さないとならないでしょう。
そんな犠牲を払わなくても、
生涯通して、自分で自分の好きに選べるのが、
一番イイと思いませんか?
いずれにしても、女性は、
欲しいものを欲しいと言ってはいけない、
やりたいことを
やりたいと言ってはいけない、
与えられたものだけで満足し、
無償の愛に徹することこそ女の美徳である、
という呪縛や洗脳からは、
解放されなければなりません。
この七夕に、女性原理、
「愛と美と官能」による世界征服を
祈願いたしますよ!