いつもシニア生徒のビベックや、デボプリアが同行しています。
昔のコンサートの映像を見ると、
もちろんラケシュや、デリーのグルジ、ルパック、今では一線で活躍している先輩たちがグルジの後ろで演奏しています。
私も早い時期からデリーの先生のご好意で、グルジの後ろでタンプラを演奏させて頂いていましたが、
2ndフルートは必ずデポプリアかビベックでした。
今年から、ムンバイに引っ越してきて、直接指導を受けれるようになりましたが、今現在クラスを定期的に受けている生徒の中では新米です。
(デポプリアやビベックは、自分の公演や学校で忙しいので、クラスにはあまり来ません。)
ある日、グルジへの届け物がありあったのでお届けすると、「韓国人行くけど来たい?」と聞かれました。恐れ多くも、どうせ行くならヨーロッパが良いとゆうと、
「じゃあ来月着いておいで。」と。
コンサートがあるから、一緒にフルートを吹いて良いと。
フワッと雑談の中で誘われたので、サラッとお受けしましたが、後から考えると一大事。
本当にグルジの舞台でフルートを吹いて良いのか?
半信半疑でしたが、周りの人達に話したりしているうちに、だんだん実感が湧いてきました。
周りが沢山喜んでくれて、少しづつプレッシャーも強くなってきました。
「バングラデシュは来なさい。来月のシンガポールも行きたい?」
と、次から次にスケジュールを入れようとしてくれるグルジ。
そんなに仕事を休めないのでほとんどお断りしていますが、「そんなチャンスは絶対にNOと言うな!」と、周りのミュージシャン方から次々とお叱りを受けています。
それだけ、沢山の人が望んで、なかなか手に入れないチャンスなんでしょうね。
最初の公演もまだなので何が待っているのか分かりませんが、どうやら私は、グルジの後ろで笛を吹く事を許されたようです。
考え過ぎるとプレッシャーを背負ってしまうので、変わらず流れに身を守る任せながら、ベストを尽くしたいと思います。