![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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「ヒミズ」
DVD観終わって不覚にも号泣しているところにケータイが鳴って、一気に余韻が冷めてしまった。。。(~_~;)
残念なことに原作読んでません!!!
稲中卓球部の古谷実の原作を元に撮られた映画。 この時ちょうど311があり、東北の震災をあえて映画の中に撮っている。
原作のファンには申し訳ないくらい、園子温監督のオリジナル作品でした。読んでいないけど、いかに原作が陰惨で絶望的なのかは想像が付くし、もっと不条理な原作だったはず。園子温監督、ちょっと説明し過ぎですよ!
慣れない原作ものを撮っているからか、やらなくていい解説をしたり、うるさ過ぎる上手な演技をさせたり。
ちょっとなぁ。。。
と思っていたら。
ラストでまさかの展開に!!!
完全に期待外れ!!!(良い意味で。)
号泣しました。
「世界に一つだけの花~」
とゆう、園子温にも古谷実にも真逆な世界の言葉の薄っぺらさを嘲笑いながら。
その、軽くて軽薄な言葉を最後に上手く考えさせるんですよね。
これは、完全に原作も、今までの監督の考えも乗り越えたラスト。
あのラストじゃなければ、どんなに原作に忠実な映画を撮っても古谷実を乗り越えれなかったんだろうな。
ネタバレになるので書けませんが…。
ドSな監督が、完全に震災に負けました!!!
「希望に負けた」
とゆう感じです。
期待外れです(笑)
東北の大震災を撮るとゆうことが、何を意味するのか。どうして撮りたかったのか。何を監督が叫びたかったのか。
全てラストで腑に落ちました。
落とすと思ってなかった。
生きた人間が撮った、生きた映画でした。
原作のラストとは違うけれど。完成度低いけど。
とても生きたメッセージを受け取りました。
すごく良い意味で大失敗作品です!!!