♥ 続 『教科書にみる世界の性教育』本の紹介<9ヶ国>③フランス編
フランスは
家族 子育て支援や不妊治療対策で
少子化を克服した国
閣僚22人中11人が女性という
政治場面での
ジェンダー平等度の高い国
出産と育児を支援する制度が
整備されている
残業が少なく
仕事と育児が両立しやすく
女性の職場復帰も早い
2週間の男性の育休制度もある
法律婚にとらわれず
同性や非婚であっても
出産しやすい社会である
不妊は疾病であると捉えられていて
不妊治療の環境も整備されている
性的同意年齢は15歳
中絶は合法で保護者の同意不要
子どもたちが親や友達以外の
第三者に相談したいときには
避妊の相談や診察
治療も行っている
家族計画センターへ行くのが一般的
親も子どもに彼女や彼氏ができたら
2人で行くように勧めたりする
「生命と地球の科学」領域の
「人間の体と健康」に
生殖とセクシュアリティ
が取り上げられ
思春期から出産に至るまでの
生殖器系器官の説明がある
責任のある行動とは何か
の説明もある
成長による男女の体の変化
性器の名称 月経周期
ホルモンの変化 射精について
性交で生殖がおこなわれる事実を
的確に説明
高校では
性の多様性や
快楽の側面 生命倫理
社会的側面も扱われている
家族計画センターの指導員が
週1回学校で性教育を行う
市販の妊娠検査薬の
結果の見方も説明
避妊の方法と作用の仕方
避妊に失敗する理由
データや写真も交えて詳しく説明
ピルを飲み忘れた時の対応
避妊なしの性交後に服用する
緊急避妊用ピルの使い方や作用
具体的なアドバイスをしている
未成年者へ避妊具の無料提供
中学の教科書は
避妊に関しても具体的で
実際に使う場面を
想定した内容構成で
人間の身体を
科学的に知るとともに
現実の問題にも
対処できるようになっている
グループ討議の課題があり
まとめや練習問題
関連資料などを掲載
学んだことを実際に
自分の言葉で説明し
意見を展開できるようになることが
達成目標とされている
体外受精の方法が
図解されている
トランスジェンダー
ゲイ レズビアンの
人権擁護パレードの写真を載せ
尊厳をもとめて
運動してきた歴史も紹介
思春期に性的な興味関心が
生じるのは自然なこと
妊娠や性感染症への責任が
一人一人にある
他社の教科書やインターネットから
資料を使用することもある
高校ではほとんど男女一緒に
思春期について 二次性徴
避妊 性感染症 異性との交際
性に関する法的・社会的事柄
性的指向や好みの違い
セクシュアリティに関わる問題
を扱っている
保護者からの問い合わせや
抗議に備えて
必ずスクールナースと
ペアで授業を行う
出前授業用のセットには
避妊具や
婦人科検診に使われる医療器具
実際に触ることができる
映画や動画を見て
生身の人間同士は
作り物のストーリー通りには
いかないのが普通と
必ず教えている
人間の性を全面的に
教えようとしている
親も知っていて
信用もできる場所
カップル2人だけで
気軽に相談できる場所がある
これはとっても
頼りになるし
話しやすくていい
なかなか
親や先生 友だちに
話しにくかったりもするから
こういう場所があると
一人で悩まず安心できるね
♥ 続 『教科書にみる世界の性教育』本の紹介<9ヶ国>②フィンランド編
♥ 『教科書にみる世界の性教育』本の紹介<9ヶ国>①オランダ編
ゆりりんにしては
ちとおとなしめかぁ~!?(笑)
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■【メディア情報】
●2018年8月号女性ファッション誌STORYに掲載されました!
●心屋のbeトレのホームページ
第86回beトレ「快楽」に記事が掲載されました!
●2017/07/28自由が丘fmtv「音香さんの番組 心に水晶を」に出演
●2017/11/24自由が丘fmtv2回目の出演!!
●2017/1/11 ラジオ【ゆめのたね】に出演
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