真の教育は現在親の役目であるべき
親であろうがなかろうが、おとなは自分のかかわっている子どもに、できるかぎりの愛情をそそごうと努めなければなりません。教育は知能を育てるだけでなく、同様に、思いやり、優しさ、慈愛、責任感といった、人間としての美質や精神的な知性に関するすべてのものを育成します。教育はまた子どもに、世界中のすべての生きものが関係しあっていることを教え、自分の考えと行為がどのような結果をもつかについて、はっきりと意識するよう導きます。要するに非常に大切なのは、おとなは自分が指導し教育している子どもたちに模範を示さなければならないということです。なぜなら模範を示すのは、伝えたいことを教えるための、もっともすばらしい方法だからです。「ダライ・ラマ 珠玉のことば 108」私のひとりごと今の学校教育に、こういった精神性の大切さを子供に教える責任も負うように求めるのは無理があると思う。そのためには、学歴社会といった根本態勢を改めなければ、学校教育も改革しようがない。そこで子供の精神教育に誰が責任を負うか。やはり親であると思う。思いやりの大切さは、親が子供に見本を見せて教える。確かに模範を示すのはとても大切なことだ。そういった意味では、子を持つ親はもっと子に対して責任をもつべきだ 。親が子供を良い学校に入れることが教育と考えているのなら、それは大きな間違いである。そろそろ我々親も気づいていかないといけない時代だ。