ここ最近はコロナ禍の影響もあって映画をよく見る。といっても大作は見ずに過去の気になった
映画をアマゾンプライムなどでチョイスする事が多い。
この「ANONアノン」っていう映画、見るのはこれで3回目じゃないかな~。僕のお気に入りの
映画になっている。監督はあの「ガタカ」の監督さん、アンドリュー・ニコル。主演はこれもお
気に入りの役者クライヴ・オーエン、ヒロインはアマンダ・サイフリッド、華奢だがきれいな女
優さんだね。2018年公開作品。
クライヴ・オーエン 渋いところがいいね
アマンダ・サイフリッド オールヌードにびっくり!
内容は人間の記憶がすべてオープンになって管理されている社会を描いているSFもの。実は少し
荒唐無稽な点があってよくわからない点が多い。一人の人間の頭に記憶された映像がデジタル式
になって誰もが共有できて、目の前に再現できるなんて、そんな事できるか!とツッコミを入れ
たくなる。そのせいか映画の評価も芳しくない。だけど最初の違和感を除けば映画自体の雰囲気
は実にいい。
まったりとした時間の流れ、まったりとしたセリフ、演技、その中でのサスペンスフルな展開。
「ガタカ」でもそうだったが、近未来なのに街並みはレトロ感がある。この雰囲気も好きだ。も
っと評価されてもいいと思うのだが・・・。まあ、好みの問題もあるしね。
秋の夜長(それも深夜がいい)に、どっぷりと堪能するにはおすすめの映画です。