主演:ジェイク・ギレンホール
製作:ドリュー・バリモア
監督:リチャード・ケリー
そこは深い海の底のように深くて暗くてよく見えないが、身を任せてゆっくりと沈んでいくうちに開けてくる視界はまるでユートピアだった。
息を止めて深海に顔を付けた時、それがとっても気持ちのいい行為だったりするのかもしれない。
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はたしてドニー・ダーコは「いつ」死んだのか。
いろんな解釈ができると思うし、脚本を書いて監督もこなしたリチャード・ケリーも「それぞれの受け取り方がある」と言っていた。
私が思うには、物語が始まった時、同時に終わっていたのだろうと思う。つまり、ドニー・ダーコがフランクに出会った時、すでに彼は死んでいたと受け取れる。
身体が死んでしまったあと、意識がかすかに残るなら、その一瞬の時間を拡散させたり凝縮させたりすることが出来るかもしれない。夜眠る間に夢をみるときのように、脳みそは時空を越えることができると思う。実際の時間とは裏腹で、人の内側にはそれぞれの時間が流れているように感じる。それはまさしくタイムトラベルであって、ある意味SF映画みたいかもしれない。
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ナイトクローラーのインタビューで、ジェイクは心の内面に広がる世界について興味があると言っていた。ドニー・ダーコでのジェイクもまた、すでにその世界の住人であったように思う。DVDの特典インタビューでは、共演者や製作スタッフが口を揃えてジェイクの演技や考え方を賞賛している姿からもそれが伺えたように感じる。
また、ドリューが役だけでなく製作を担当していたのもすごく興味深かった。ローラーガールズダイアリーで、監督の力量を大発揮した彼女のセンスがどこに散りばめられているのだろうと思って観ていた。もしかして、音楽のアトバイスとかしたんじゃないかなぁ。、
(途中、ジョイディヴィジョンが流れた時はテンションが上がった!
Mako