光と響きとあい -12ページ目

日本ミツバチの分封(巣別れ)

日本ミツバチは春になると、巣箱の中から、第一女王蜂が群れを連れて巣別れします。それを分封と呼びます。群れが大きいと、第二女王蜂も巣立ちます。場合によっては第三女王蜂も、第四女王蜂も群れ別れをするケースがあります。

ただ、だんだんその群れは小さくなって行きますが… それは元の群れの大きさ(蜂の数)に、関係して来ます。


二月頃から、南の九州方面から続々と分封のニュースが届き出して来てました。そして、4月に入った頃には栃木県北の市町村でも始まった!と。


なので、僕の養蜂している巣箱から巣立つのは時間の問題となってた一昨日、ついに分封が始まりました!






この巣箱からです!

この映像は4月30日ですが、花粉と蜜を集めて来る働き蜂に混じって、雄蜂(黒い蜂)もかなりの数が飛び交っています。



そして、5月3日!

僕は友人宅のウッドデッキのペンキ塗り手伝いをしてましたら… "ペンキ塗りをしてる場合ではないぞ〜"と、ラーメン屋の森ちゃんから電話がありました!


急遽、駆けつけたら、分封した蜂たち🐝は、柿の木の枝の所に、蜂球を作ってました!


このままにしておくと、何処かへ飛び去ってしまい、行方不明になるのがオチです。



これを虫取り網を改良した専用網で、下からサーッと、ひとすくいにして次のような用意したセットに設置して、その上に新しい巣箱を乗せて…



ドンドン上に上がり切るのを待ちます!

今回のそのスピードはいつもより遅い!!



遠くからの全体図です。


待つこと約20分!

ようやく、網の中の蜂の数が減って来たので、蜂たちの入った二段の巣箱をどだいの巣箱の上に載せようと思います。



そして、動かないようにベルトを締め、固定させて分封作戦終了です!






周りを警戒してるかのように数十匹の蜂が飛び回ってますが、これが落ち着いて、働き蜂が花粉と蜜を集めて飛び回り出したら、正式にこの巣箱に落ち着いた事になります。

それには、まだ約4〜5日は時間を要します。



取り敢えず、めでたしめでたし!!(^.^)

アカヤシオツツジの群生地、井戸湿原へ②

井戸湿原の東側地区にはアカヤシオが群生してました。寒さの影響で、綺麗な花色とは言えませんが、それなりに堪能出来ました!





五段の滝

さぞや立派な滝かと思いきや、単に五段になってるだけの可愛らしい滝でした。


小鳥の鳴き声に耳を傾けるみんな。

今回のはミソサザイです。

縄張りを主張して鳴くのだそうです…

渓流でよく見かけます。



井戸湿原に別れを告げて、下山開始です。


象の鼻展望台

いい眺めです!!



案内図


山男達の後ろ姿…


日光のシンボル男体山(2,486m)


まだ雪を頂いてる日光白根山(2,578m)


皇海山(すかいさん)2,144m


帰り道に古峯(ふるみね)神社を参拝しました!



全国各地から、"こぶがはら"と呼ばれ、参詣者の多い神社です。


天狗で有名な神社です。


古峯園(こほうえん)

"入園料500円は少し高いかなぁ…と思ったが、なかなか見応えのあるお庭だったね!"と、みんなの意見でした。


そして、"次回の山行会でお会いしましょう〜"

と、解散になりました。

アカヤシオツツジの群生地、井戸湿原へ①

4月27日の地元の新聞にアカヤシオツツジの記事が載りました。


僕が所属する「チングルマ山行会」の今月の登山は、当初この場所に行くことを計画してたそうですが、例年5月連休明けにアカヤシオが見頃になるから…もう少し標高の低い「井戸湿原」に行こう〜と、4月28日に出発を企画してました。



案内図


出発場所は古峯ケ原湿原です。

まだ新緑の装いではありません。


横根山までは大きな岩が登山道周辺にたくさんあります。


小鳥の鳴き声にバードウオッチングを楽しみながら〜 この時の鳴き声は"チュピチュピ!"と、

ヒガラだそうです。

ちなみに、これから向かう井戸湿原は鳴き声の綺麗な「コマドリ」が見られるという事で有名なのだそうです。


三枚石・金剛山奥の院


大きな石が三枚!




緩やかな尾根伝いに法塞山(1,388ml)を過ぎて、横根山へ。


間も無く横根山頂!その直前の急登!

歩き出してから、約二時間です。


横根山頂(1,373m)

今回の参加者は男性だけの8人です。


いよいよ、井戸湿原です!

ガイド役のA氏が、"あれっ、アカヤシオの花が咲いてない!!"


湿原の奥にようやく、アカヤシオ発見!!


寒さにやられたのか…花びらの一部が枯れてる…



10日前に下見に来たというA氏は、あの時の感じからは28日の頃には、もっと綺麗なアカヤシオの群生が見られると確信をして帰ったそうですが、その後の遅霜などの寒さの影響で、一部は遅れてまだ咲いてなく、咲いた花は寒さで枯れてしまった…と。

期待通りには行かないのが、自然です!


〜つづく〜