アイスランドでのちょっと奇妙な体験から学んだこと | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

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通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

こんにちは。

英語コーチ&通訳翻訳者のエバンス愛です。

 

 

先日から、

「英語に才能は必要なのか?」

というテーマでお話ししています。

 

 

あなたは、英語を話せることは

頭のいい人、才能がある人だけの

特殊技能だと思っていますか?

 

 

 

このブログでは、
英会話力ゼロから通訳になった私の英語・多言語学習や
アメリカ人の夫と国際結婚の日常を綴っています。

 

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わたしは、英語に才能は必要ないと

確信しています。

 

 

 

英語の才能について、昨日までに書いた

2記事のリンクを貼っておきます。

 

よかったら、先を読み進める前に

こちらを読んでおいてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの考えでは、英語に才能は必要ありません。

 

 

とは言え、日本語でも

 

・弁が立つ人

・口下手な人

 

という特性の違いがあるように、

 

外国語にも、センスの差、

生まれ持った才能の差はあります。

 

 

 

でも、

才能がないから日本語が使いこなせない

日本人がいないように、

 

英語も、才能がないせいで

使いこなせない人はいないと思っています。

 

 

 

「練習が足りないだけ」

というのが、わたしの考えです。

 

 

 

 

 

「英語に才能が必要か」シリーズの締めくくりとして、

夫のマイクとわたしがアイスランドに旅行に行ったときの
印象深かった話をしたいと思います。


個人的には、とても勇気をもらった出来事です。







2013年の9月、

わたしたちはアイスランドに旅行に行きました。

 

 

ちょうど、わたしたちがアイスランド滞在中に

あの「お・も・て・な・し」で東京五輪の招致が決まり、

宿泊していた宿のご主人にも

 

「東京に決まったね!おめでとう!」

 

と言われたことを今も覚えています。

 

 

その時は、世界がこんなことになるとは予想もしなかったけど・・・ガーン





アイスランドのレイキャビクで、

マイクとわたしは、道を歩いていました。

 

すると、現地の若い男性に
マイクが突然話しかけられました。

 

 

うす汚い身なりをした

坊主頭の20代くらいの男性で、

軽い知的障害があるような振る舞いをする人でした。

 

 

 


最初は、マイクが観光客と気付かず

アイスランド語で話しかけてきました。


でも、マイクにアイスランド語が通じないとわかると、

即座に英語に切り替えてきました。びっくり



こちらが突然話しかけられて

戸惑っていることにはお構いなく、
いろんなことを怒ったようにまくしたてたかと思うと、

 

 

マイクがアメリカ人と知るや、
「アメリカ人は友達だ」

と突然握手を求めてきたり、とにかく話が支離滅裂で

何がしたいのか全く分からない人でした。



知的障害者を装ったスリ?

 

と一瞬警戒しましたが、
何も盗まれず、被害はありませんでした。

 

 

多分、本当に

「ちょっと変な人に付きまとわれただけ」

だったみたいです。




ちなみに、マイクは人がいいので

よく、セールスの人や、

通りすがりの英語を話したい人に話しかけらます。

 

 

こういう時、マイクは

無視したり適当にあしらうことができず
セールスでも、きちんと返答したり

話を聞いてしまうのです。笑い泣き

 

 

 

わたしは、いつも隣でハラハラしながら

「さあ、行くよ!」とマイクを引っ張って

その場を離れるんですけどね・・・

 








で、何が言いたくて

この話をしているかというとですね。

 

 

この若者の男性は、

マイクが英語話者だとわかるや

当たり前のように英語で話し始めたのですが、

 

 

 

英語は、非常に流暢でした。


(話は支離滅裂でわけわからなかったけど汗




英語とアイスランド語は、ドイツ語などと同じく

ゲルマン系の言語の仲間なので、
日本人が英語を学ぶよりは、ずっと早くマスターできるでしょう。

 

 

また、アイスランドでは

国の人口がたった35万人なので、

アイスランド語の本やテレビ番組などを制作しても

採算が取れず、したがって数も少ないので、

 

英語の本やテレビ番組に触れて育つ人が多いようです。

 

 

 

そういう事情があって、

この若者も、英語が流暢だったのでしょう。

 







さて。


この彼に、外国語の特別な才能が

あると見るべきなのでしょうか?


それとも、外国語には
才能や学力など大した問題ではないと

見るべきなのでしょうか?




私は、後者だと確信しています。



アイスランドという国では

英語に接する機会が多いので、


たくさん英語に触れたから、話せるようになった
 

という、ただそれだけだろうと思います。





もしかしたら、ご家族に

知的障害をお持ちの方がいらっしゃる方などに
ご気分を害してしまったかもしれませんが、


私にはそういった意図が全くないこと、
純粋に何らかのヒントを差し上げたいだけだと

ご理解いただけたら幸いです。




わたしは、彼の「学力」が実際にどうなのか知りませんので、
勝手な判断を書くことは控えたいと思います。


が、確信を持って言えるのは、
外国語は他の「勉強科目(算数や社会など)」とは
全く違う
ということです。





そもそも、

外国語を「勉強」だと思っていることが
間違いのはじまりだと言った方がいいかも。




実践的な英語は、

何を「理解」しているかというより
どれだけ「使える」かが重要なのです。



そして、「使える」ようになるかどうかは
「練習」の量次第なのです。





話せるようにならないのは、
ただ話す練習時間が足りないだけ。


話す練習をすれば、誰でも話せるようになります。



お役に立ったら幸いです。ニコニコ
 

 

 

 

 

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