通訳をしていて、つらいこと。
それは、翻訳と違って
その瞬間に
自分の引き出しの中にある表現で勝負するしかない
ということです。
私は、新人通訳の頃は毎日、
「こんなん出ました~!」
と、ヒドい英語を繰り出していました・・・
ある日、私は
通訳として出席していた大事な会議で
うっかり
"crappy"
という単語を
使ってしまったこともあります。
・・・意味ですか?
「糞みたいな」
って意味です
日常生活では、よく使う単語なのです。(※マイクが)
まあ、
「糞みたいな」というのは直訳で、
「ボロい」「ショボい」
みたいな感覚で、結構よく使うんです。(※マイクが)
使った後、自分で
「しまった!」
と気づいて、気が遠くなりました。
それこそ、"Oh, crap!!"ですよ・・・
会議の後、アメリカ人の出席者に
からかわれました。
「君があんな単語を使うなんて驚いたけど、
使い方はperfectだったね!!!」
そうやって、下手くそな通訳を
温かい目で見守ってもらえて、
今思えば、ほんとにありがたかったなと思います。
その日、家に帰ってから、マイクに
「今日、あんたのせいで、
会議で大恥かいたよ!」
と言ったら、マイクは爆笑してましたけど。
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