英語とフランス語と日本語のトリリンガルになりたい人、募集中! | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

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通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

私が英語をある程度自由に操れるようになり、
英語を使ってお仕事をさせていただけるようになった
大きな要因。


それは、なんと言っても、

「フランス語を勉強したこと」

です。








私が大学でフランス語を勉強していたとき、

「英語を全然やってないのに、
 英語がどんどんわかるようになる」


という、不思議な現象が起こりました。


英語の学習なんて一切やってないのに、です。




イタリア語で、

volare(飛ぶ)

という単語があります。



この単語、

・スペイン語:volar
・ラテン語: volant
・フランス語:voler

・ポルトガル語:voar

と、すごく似た親戚がいるんですよ。


スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語は
ラテン語から派生している
ので、
だからこんなに似たスペルになるんですね。



つまり、これらの言語のうち一言語でも知っていれば
他の言語も、スペルを見たら
だいたい意味は想像がつくんです。


私はスペイン語もイタリア語も話せませんが、
スペインやイタリアに旅行しても
標識とかを見たら結構分かります。








でも、「飛ぶ」は英語では
「fly」だから、全然違いますよね。

これは、flyがゲルマン語起源だからです。




じゃあ、volerとかvolarとか知っていても
英語に関係ないじゃん!!

そう思うかもしれません。




ところが実は、このラテン語起源のスペルは、
英語にも入ってきてるんです。


それが、


volatile(揮発性の)

 

という単語です。


ね、さっきの、volerとかvolareと似てますよね?




揮発性とは、「蒸発しやすい」って意味なので、
液体が飛んでいって気体になるイメージですね。


液体がパタパタ〜っと飛んでいって、気体になる。

そういうイメージができてしまえば、
もうvolatileという単語の意味を忘れることはありません。




"volatile aroma(揮発性アロマ)"という表現もよく使われますね。

 




volatileって、英検1級レベルの単語です。

つまり、かなりのハイレベル単語。


でも、ラテン語起源の
フランス語、イタリア語、スペイン語などでは
flyに当たる「超・基礎レベル」の単語を知っているだけで、
このvolatileの意味が、何となく想像つくんです。




これ、すごいことなので、繰り返しますね。

英語で言えば中1レベルの単語を
ラテン語起源の言語で知っているだけで、
ハイレベルな英単語の意味が推測できるんです。



ヤバくないですか??







もちろん、これはvolatileだけの話ではありません。


他にも、英検1級レベルの難関単語が
基礎レベルのフランス語を知っていれば
簡単に推測できる例をご紹介しましょう。


・savant(学者)
[仏] savoir(知る)※knowレベルの超基礎単語

・volition(意思)
[仏] vouloir(欲する)※wantレベルの超基礎単語

・commencement(始まり)
[仏] commencer(始める)※startレベルの超基礎単語



こんな例は、他にもたくさんあります。



現代の英語は、実に75%が外来語で
その50%がフランス語由来の言葉なのです。


だから、こんなことが可能なのですね。





Wikipediaで、面白いページを見つけました。

List of English words of French origin (A–C)



語源がフランス語の英単語のリストです。
AからCだけで、これだけ大量の単語があります。
(もちろん、言うまでもなくD以下も大量にある)



だからこそ、私は
フランス語を勉強していただけで
英語のボキャブラリーがどんどん増えていったわけです。





それまでは、意味の想像もつかなかった単語が

「あ、この単語、なんかフランス語の○○に似てる。
 ・・・ていうことは、この文脈ではこういう意味かな?」


という予測が、バンバン当たるようになっていきました。







英検1級レベルの単語が推測できるようになるために、
フランス語のハイレベルな単語まで学ばないといけないのなら、
はっきり言ってやる意味はありません。

英語だけやっていた方が、よっぽど効率がいいと思います。



でも、フランス語ではほんの初歩レベルの単語が
ハイレベルな英単語につながっているんだから、
フランス語をやらない理由はないと思いませんか?





今年の9月に、

英語に行き詰まっている人は、フランス語やるといいよ!という話。


というブログ記事を書いたときに
もしかしたら「英仏バイリンガル講座」が開催されるかも?

ということを書いていたのですが、
なんと、実現することになりました!



しかも、私もゲスト講師(サポーター)として
マイクと一緒に参加させていただきます。



セミナーで、皆さんの英語力とフランス語力が
上がるようにサポートするのはもちろん、
セミナーの前にはランチ会で
受講者の皆さんと交流させてもらう予定です!


もちろん、マイクも来ますので
英会話の練習もバッチリしていただけます!^^





新しい言語を勉強するの、楽しいですよ。


英語の勉強、マンネリしてきたな〜。
なんか、やっても伸びてる気がしないな〜。

という方は、ぜひ一緒に勉強しましょう!





英仏バイリンガル養成講座の詳細はこちら。


(募集は終了しました)


※なお、3ヶ国語セミナーをすでに受講した方は
セミナーに割引で参加できるので、
ここから申し込まないでくださいね!

超越文法事務局から受講者割引のメールが
届いているはずなので、
そちらから申し込んでください。




セミナーについて、


「参加するには英語のレベルはどれくらい必要ですか?」

「全部の日程に参加できないのですが、それではダメですか?」


などなど、ご質問があれば
ご遠慮なくお知らせください。










溝江先生のセミナーは
オンラインで受けるのとリアルで受けるのとでは、
ほんとに雲泥の差ですよ。

絶対に、リアルがお勧めです。



ほんとに、一回でいいから
騙されたと思ってリアルセミナーに来ていただけたら、

私がなんで、オンラインでも受講できる講座を
わざわざ東京まで足を運んで毎回受講しているのか、
きっと理解していただけるはずです。



英語とフランス語と日本語のトリリンガルになりたい人、募集中!


(募集は終了しました)



セミナーに向けて、マイクも張り切って
フランス語を勉強中です!(笑)
 

 

 

 

 

 

 

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