深キョンの婚前契約の記事から英語とフランス語を学ぶ。 | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

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通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

Yahooニュースで

「深田恭子、交際中会長と財産に関する婚前契約 真剣さの現れ」

という記事が目に留まりました。







「婚前契約」って
日本人にはあまりなじみのない言葉ですよね。


これは、結婚する前に、

離婚する時には財産分与をどうするとか
慰謝料をどうするという取り決め
をしておくものです。お金




なんか、これから結婚するってのに
離婚を前提にした話し合いをするのってどうなの〜?ハートブレイク
という話もありますが、

アメリカではお金持ちの人を中心に一般的なようで、
海外ドラマでもよく聞く言葉です。





こんなラブラブカップルも、婚前契約を結んだかもと思うと・・・

ちなみに、私とマイクは結んでません。当時は存在すら知らなかった。




私は、職業病で、目に(耳に)した言葉を
英語にしないと気がすまないという習性があるのですが、笑い泣き
婚前契約は英語で

prenup

と言います。


ちなみに、上記のYahoo記事では
英語では「プレナップ」と呼ばれると書いてありますが、
発音は正しくは「プリ」ナップですよ。




preというのは、ご存知の方も多いと思いますが

「前もって」

という意味の接頭語です。



例:

prepare: 「前もって」備える =準備する
precaution:「前もって」注意すること =予防、警戒
prehistoric: 歴史より「前の」 =先史時代の



英語って、こうやって分解して覚えると
覚えやすいですよ。







で、「nup」というのは何かというと、
nuptial(ナプシャル)という単語で
「結婚」を意味する言葉です。


正式には「prenuptial agreement(婚前契約)」が、
通称「prenup」と呼ばれています。




英語で「結婚」と言えば
marriageとかweddingとかが頭に浮かびますよね。ウエディングドレス


一方、nuptialという単語は
あまり聞き慣れないと思います。

それもそのはず、英検1級超レベルの難関単語です。


これ、フランス語由来の単語です。フランス




あ、ちなみに

marriageもフランス語由来ですよ。フランス


フランス語では、mariage(マリアージュ)
(「r」が1個少ないだけ)

よく聞く言葉ですよね?




ついでに言うと、
婚前契約「prenuptial agreement」は

フランス語では、
「contrat prénuptial(コントラ プレヌプシャル)」です。



もうおわかりですね。
英語の「contract」も、フランス語由来。フランス









最近、『私はラブ・リーガル』という法廷ドラマで
英語のいい表現を拾ったりして勉強しているのですが、
ちょうどそういう場面がありました。



せっかくいいドラマなのに、日本語のタイトルがイケてないのが残念すぎる。




出てきた英語表現は、こちら。


The prenup has a fidelity clause.

その婚前契約には、貞操条項が含まれている。




この「fidelity」も「clause」も、
あんまり見慣れない単語だと思いますが、


これもフランス語由来なのです。




もう、フランス語祭りやんけ!!フランスシャンパン赤ワイン

という感じです。




fidelityは、「忠誠」「貞節」という意味の
英検1級レベルの難関単語です。



ところが!

フランス語の"fidèle"(忠実な)という
基礎単語を知ってれば簡単に意味が分かる、という
例のフランス語マジックです。







フランス語の基礎単語を知ってると
英語の難関単語がわかるマジック
については
こちらの記事にも書いてます。


英語に行き詰まっている人は、フランス語やるといいよ!という話。

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英単語が何語由来かを調べるには
無料のオンライン語源辞書があります。

気になった単語は、これで調べてみてください。
私もマイクも愛用しています。


Online Etymology Dictionary(英語)
https://www.etymonline.com/

 

 






こんな感じで、フランス語を学べば
フランス語が使えるようになるのはもちろん、
ふと海外ドラマで耳にした英語すら

「この単語は何語由来だろう?」

って気になりはじめるので、それを調べたりしていると
どんどん英語のボキャブラリーも豊かになっていきます。




ふと気になった日本語のYahooニュースすら、 

英語の勉強のきっかけになります。

英検1級レベルの難関単語だって
どんどん勝手に身についてくる。






溝江先生が15ヶ国語も話せる理由は、
こうやって、複数の語学を串刺しで学んだからなんです。


1ヶ国語ずつ単独で勉強していたら、
15ヶ国語もマスターする時間なんて
絶対になかったはずです。

(最近知ったのですが、溝江先生と私って、同級生らしい。笑)









英語だけ、フランス語だけ、ドイツ語だけ・・・って
教えてくれる先生は、いくらでもいます。



でも、複数の言語を自由自在に横断しながら
教えてくれる溝江先生のセミナーって、本当に貴重です。

日本にこんな先生は他にいないと思います。



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私もマイクもサポーターとして参加してますので
休憩時間やランチの時に、いろいろ話しましょう!

もちろん、マイクとの英会話にも挑戦してくださいね^^







■あとがき



「平日なので、社会人の自分は参加が難しいです」っていう
メールもたくさんいただいたりしています。



でも、月に1回のことですし、日程も分かってるわけなので
なんとか調整して有休を取ることって、できると思うんですよね。
(セミナーは午後からなので、東京近辺の人は半休でもいけますし。)



もちろん、お仕事の内容によって
いろいろ事情はあるかもしれませんが、

自分がその調整や交渉のために
エネルギーを割くか、それとも面倒だからやらないのか、
結局はそれだけだと私は思います。




私は、会社員時代から
平日でも、できる限り意地でも有休を取って
広島から大阪や東京にセミナーに通っていました。


その結果、ずっと望んでいた独立起業を果たし
人生が変わりました。








令和という新しい時代になったことですし、
これまでの自分を後回しにする習慣はやめて、


自分が本当にやりたいと思うこと、
自分の成長にとって必要だと思うこと、


それをつかみに行ってもいいと、私は思います!







■あとがき2


英仏バイリンガル講座を検討してる方の相談に
メール返信した内容から派生した記事をアップしてます。

あなたはもっと自信を持っていい。(Don't sell yourself short!)

 

 

 

 

 

 

 

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