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2025年8月29日 TUY NEWS

 

 

山形県内でクマの出没が相次ぐ中、きょう野生動物の保護や管理を目的とした麻酔銃の研修会が開かれました。 

 

テレビユー山形

 

【写真を見る】山形県で麻酔銃を使い野生動物を捕獲できるのはたった1人…麻酔銃を使える人材の確保へ 野生動物の保護や管理を目的に麻酔銃の研修会 

 

この研修会は県が開いたもので、ワナにクマやカモシカなどの野生動物がかかった際に麻酔銃などを使用してどのように対処するかを学ぶために開かれました。

 

研修会には、自治体の職員や猟友会などおよそ50人が参加し、麻酔銃の取り扱い方法や野生動物を保護する際に注意すべきことを共有しました。 

 

特に県内では、クマの出没が相次いでます。 

 

現在県内で麻酔銃を撃ち、実際に現場で野生動物の捕獲を行っている人は1人と、出没するクマなどの野生動物に迅速に対応するには課題がある状況です。 

 

こうしたことを受け県では研修会を通じて、麻酔銃使用に関する法令の確認や麻酔の種類、捕獲の際に必要なものなどを学び、現場で対応できる人材を育成したいとしています。 

 

また、来月に鳥獣保護管理法が改正され市街地などでの銃の使用条件が緩和されると解釈されることから、より一層、麻酔銃を撃つことのできる人材が必要とされます。

 

県は、今後もこうした場を通して麻酔銃を使える人材の確保をしていきたいとしています。