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2025年8月5日 北国新聞

 

 県内で2024年度に保護されたネコの数が、前年度比約2倍の366匹に上ったことが5日、県への取材で分かった。このうち、能登半島地震で被災し、飼育できなくなった個体は少なくとも51匹を数えた。特定の飼い主がいない「地域猫」の野生化を防ぐ目的での保護も多く、県は新たな飼い主への引き渡しに取り組む。 

 

北國新聞(北國新聞)

 

 県によると、昨年度、いしかわ動物愛護センター(津幡町)や保健所が引き取った飼い猫は128匹(前年度91匹)、野良猫は238匹(同93匹)と大幅に増えた。

 

  被災地では、避難所生活や転居で飼育が困難になり、センターに保護を依頼するケースが多かった。加えて、能登では住民が面倒を見ている地域猫が多く、地震で居場所を失ったネコの保護依頼も相次いだ。

 

   ●引き渡し338匹

 

 保護したネコを新たな飼い主に引き渡した件数も前年度比約2・2倍の338匹に伸びた。全国から引き取りの申し出があったという。県内では22年度から、3年連続で殺処分ゼロを続けている。