福島県内、保護猫の譲渡進む 24年度、殺処分数上回る | トピックス

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2025年5月30日 福島民友

 

 福島県内で2024年度に保護された猫が新しい飼い主に譲渡された数が、殺処分数を上回ったことが29日、県への取材で分かった。殺処分数は前年比551件減の379件で大幅に減少。譲渡数は710件(前年比195件増)で、殺処分数を大きく上回った。譲渡数が殺処分数を上回るのは記録が残る02年度以降、初めて。 

 

福島県

 

 県によると、これまで生まれたばかりの猫の殺処分数の割合が高かったという。そのため、県動物愛護センターなどで譲渡できる状態まで育てるなどの対策の効果が表れ、殺処分数が減少したとみている。

 

  犬については24年度の捕獲、引き取り数が計340件(同30件減)で、殺処分数は36件(同24件減)、譲渡数は82件(同32件減)、返還が210件(同10件増)だった。