動物病院が赤ちゃん保護猫を一時預かり 京都市の事業 | トピックス

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2025年5月12日 KBS京都

 

京都市は、飼い主のいない赤ちゃん猫を一時的に動物病院に預けて、育ててもらう事業を始めました。京都市が府と共同で運営する南区の「京都動物愛護センター」では、飼い主のいない野良猫などを収容し、「保護猫」として飼い主の募集・譲渡などを一括して行っています。 

 

(写真:KBS京都)(KBS京都)

 

今月8日に京都市がスタートした事業では、「愛護センター」で保護する生まれて間もない医療ケアや哺乳の必要な子猫などを市内の動物病院で一時的に預かってもらい、離乳できるまで育ててもらいます。右京区の動物病院では、さっそく2匹の子猫が預けられ、スタッフがミルクを与えるなどの世話をしています。 

 

(写真:KBS京都)(KBS京都)

 

【声】京都市獣医師会 副会長 西京極どうぶつ病院 院長 山田昭彦さん 

「死んでいく命を何とか助けようという事業を京都市と一緒にやっていくのが今回のコンセプト。(動物病院で育てると)目が行き届かない時間が少しでも少なくなるというのがメリットになるの ではないか」

 

(写真:KBS京都)(KBS京都)

 

 離乳した赤ちゃん猫は「愛護センター」などが飼い主を探すということです。