韓国の山火事で取り残された動物たち、捜索・救助進む 多くが重度のやけども | トピックス

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2025年4月1日 Reuters

 

 

韓国史上最悪の山火事が発生してから1週間が経過した29日、捜索隊は焦土と化した町で取り残された動物の捜索を行った。今回の山火事で少なくとも28人が死亡し、南東部の約11万ヘクタール余りが焼失。およそ3万人の住民が避難を余儀なくされ、多くのペットや家畜が置き去りとなっていた。 

 

動物保護団体ボランティアのキム・ハウォンさんは26日以降、1日17時間を動物の捜索に費やしているという。 

 

「恐ろしい状況の中、(消火されない限り)動物たちを助けることができなかった。動物たちが孤独で耐えなければならなかったのは非常につらく、罪悪感を覚える。このような事態は最初から防ぐべきだ。さまざまな感情がこみ上げてくる」 

 

キムさんの所属する動物保護団体は、これまでに24匹の動物を救出。多くのイヌが柱に鎖でつながれるなどし、重度のやけどを負った状態で発見されたという。