動物飼育する小学校が減少する中「ヤギを飼い始めた」放送から2週間 熊本市議会で動き | トピックス

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2024年12月5日 熊本県民テレビ

 

 

KKTは11月、熊本市の小学校でヤギの飼育が始まったというニュースを放送しました。

 

教育効果が期待される一方で学校の負担が大きく、熊本市では動物を飼育する小学校が減ってきています。この放送から2週間あまり、熊本市議会が動きました。

ヤギの飼育を始めた託麻南小学校(11月20日放送)(KKT熊本県民テレビ)

 

■井坂隆寛議員 「東区の託麻南小学校では3頭のヤギを飼育し始めたことが話題になりました。生き物を大切にする心を育む教育は大切ですが、 その機会の確保には様々な制約があるようです」

井坂隆寛熊本市議(KKT熊本県民テレビ)

 

命と向き合う教育を守る。議員が提案したのは…。 

■井坂隆寛議員 「動物がどのような生涯を送ったかに触れるために、デジタルアーカイブ化することで、 私たちに響いてくるストーリーが違うと思います」

デジタルアーカイブ化を提案(KKT熊本県民テレビ)

 

デジタルアーカイブとは、音声、画像、映像などを駆使した記録のこと。学校で飼育できなくても、熊本市動植物園にいる動物たちの生涯を記録し、子どもたちに伝えていくという提案です。

熊本市動植物園(KKT熊本県民テレビ)

 

この提案に、熊本市は。 

■遠藤洋路教育長 「授業において活用したり、興味関心がある児童生徒がタブレットでいつでも見たりできるようにします」 動物の命や生活に触れる教育への一歩。今後、熊本市動植物園でのデジタルアーカイブの検討を進めていく方針です。

熊本市 遠藤洋路教育長(KKT熊本県民テレビ)