動物愛護センターがピンチ!今年3月開所も『収容能力にほぼ達している』 毎月第3日曜日に譲渡会開催 | トピックス

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2024年6月13日 RKK熊本放送

 

 

今年3月にオープンした熊本県の新たな動物愛護センター・アニマルフレンズ熊本が、ピンチを迎えています。一体何が起きているのか、取材しました。 

 

【写真を見る】動物愛護センターがピンチ!今年3月開所も『収容能力にほぼ達している』 毎月第3日曜日に譲渡会開催へ 熊本【年度内日程も掲載】 

 

記者「こちらの施設では、多くのネコやイヌたちが保護されています」 

 

アニマルフレンズ熊本は、前の施設の老朽化などを受け、今年3月に開所しました。 

 

収容能力はイヌが50匹、ネコが80匹で、希望する人に譲渡しています。 

 

きょうも、1年前に愛犬が天国に旅立ったという親子が訪れました。 

 

親子「やっぱりイヌがいる生活に戻りたくて、どうせなら保護犬とかを迎え入れてあげたいなと思って来ました」 

 

しかしこの施設は現在、ある問題を抱えています。 

 

アニマルフレンズ熊本 髙本芳寿所長(57)「今の状況であれば、収容能力にほぼ達しているので、そこを心配している」 

 

収容能力のうち、保護しているイヌは9割、ネコも7割あまりに達しているのです。※イヌは50匹中45匹、ネコは80匹中59匹(13日13時時点)

 

春や秋は出産シーズンのため、保護する数は増えがちですが、譲渡されるイヌは月に6匹、ネコも4匹程度にとどまるということです。 

 

そのためこの施設は、従来の平日の譲渡に加え、6月から原則「毎月第3日曜」に休日譲渡会を開くことにしました。 

 

髙本所長「6月になり新生活に慣れた人もいると思うので、かわいいイヌやネコが待っているので、ぜひ来所してもらえれば助かります」 

 

今月は16日に開く予定で、予約は不要ということです。 

 

ーーこのまま数が増えたらどうなるの? 

会議室にネコのスペースを作ったり、イヌは1匹のスペースに2匹を入れたりすることも検討しています。 

 

ただ、熊本地震のような災害が起きて急に保護が必要な場合などは不安が残ります。 

 

ーーイヌやネコを譲渡してもらうには? まずはアニマルフレンズ熊本を訪れて、候補のイヌやネコを決めます。その後、講習会を受けて家での飼育条件などの聞き取りがあった後に、最も条件の良い人に譲渡が決まるということです。

 

〈今後の休日譲渡会の予定〉 

時間:10時~正午 ※予定 

各月開催日程 

・6月16日

・7月21日 

・8月18日 

・9月8日※9月のみ第2日曜日 

・10月20日 

・11月17日 

・12月15日 

(2025年) 

・1月19日 

・2月16日 

・3月16日 

 

〈問い合わせ〉 

アニマルフレンズ熊本 (熊本県動物愛護センター)

TEL:0964-27-8115 

住所:宇城市松橋町東松崎701-4