外来種のヘビ見つかる ペットとして飼われていたか 奄美大島 | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2023年11月23日 南海日日新聞社

 

 鹿児島県奄美大島の宇検村の住宅地で5日、アフリカ原産とされるニシキヘビ科のボールパイソンが見つかり、拾得物(落とし物)として環境省奄美野生生物保護センター職員が一時預かりしている。  

 

鹿児島県の宇検村で見つかったボールパイソン(提供写真)

(奄美の南海日日新聞)

 

 発見された個体は体長約1・1メートル、重さ約1・3キロ。新聞配達員が5日早朝、配達先の玄関脇で発見し、捕獲して警察に届け出た。ペットとして飼われていた可能性が高いとみられている。  

 

 ボールパイソンに毒はなく、おとなしい性格で、めったに攻撃はしないという。また、特定動物(危険な動物)ではないため、飼育許可は不要となっている。  

 

 配達員の70代男性は「飼い主のもとに戻るのが一番」と話し、保護センターは「一個体が生態系に与える影響は少ないが、同様の事案が続けば、大きな問題となる」として、ペットの適正飼養を呼び掛けている。