神奈川県動物愛護センターで譲渡会 保護犬など触れ合い「想像以上に来所」 | トピックス

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2023年11月19日 カナロコ by 神奈川新聞

 

 

 保護犬や猫の引き取り手を見つけようと、神奈川県動物愛護センター(平塚市土屋)は19日、譲渡会を開いた。現地での開催は4年ぶりで、約200人が訪れた。センターの施設見学会や収容されている犬猫の見学、動物愛護団体4団体による譲渡会も同時開催された。

 

 同センターには同日現在、犬35匹、猫約160匹、ウサギ10匹が収容されている。同市内在住で家族で訪れた男児(5)は、自宅でも保護猫1匹を飼っているといい「猫がかわいかった」と見学を楽しんだ。男児の父親(51)は「犬や猫をペットショップで購入する人が多い中、施設の存在を知らない人も多いのではないか。責任を持って終生飼育できるような制度も必要だと思う」と訴えた。

 

 譲渡会はコロナ禍前は1回当たり約150人が参加していたが、今回はそれを上回る人数で、同センターは「想像以上に来所いただきうれしい。今後も動物を触れ合う機会をつくり、保護動物の飼育に興味を持ってもらえたらいい」と話していた。