2023年11月9日 朝日新聞デジタル
北海道の鈴木直道知事は9日、2025年度に本格的に稼働を始める北海道動物愛護センターの愛称について、502件の応募作品から「アイニキタ」(釧路市の内野倫成さんの作品)に決まったと発表した。
一生をともにするかもしれない動物に「会いに来た」という意味のほか、「愛(あい)」と、北海道の「北(きた)」の語呂も合わせた。道によると、今後ロゴなどを制作する際にはカタカナとひらがなの双方を用いる可能性がある。
道動物愛護センターは道央と道北、道南、道東に順次開設されるが、2025年度には道央の江別市の酪農学園大学の敷地内に道直営の基幹センターが開かれる。地元の保健所が保護した犬や猫といった動物のうち、飼い主が見つからないなどの動物が各愛護センターに集められる。センターは新たな飼い主との出会いを促していくという。(松尾一郎)