2023年10月30日 FNNプライムオンライン
夜明け前の住宅街で信号待ちをする車。
すると突然、投げつけるかのように行われたごみのポイ捨て。
そこにいたのは、ミニチュアホース。
馬の飼い主「(馬がいるのを)わかっていてやってる」
手塩にかけて育てた馬がなぜこのような目に?
28日午前3時半ごろ、1台の車が信号待ちで止まったのは、ミニチュアホースが飼われている敷地の前。
すると、車内から缶ビールとペットボトルが敷地内へと勢いよく投げつけられた。
車道から、歩道を挟んだ飼育ケージにごみが投げ込まれたという。
この場所では、6年ほど前から、ミニチュアホースがペットとして飼育されているという。
馬の飼い主・渋谷陽さん「(この子は?)これはポッキー。(この黒い子は?)これはラブリー。こっちはリンちゃん。オレ馬好きなんだよね。かわいい、ペットって家族でしょう。自分の子どもに缶ビールを投げられたらイラッとするでしょう」
飼い主の渋谷さんは、馬がいることを知ったうえでの不法投棄ではないかと憤る。
馬の飼い主・渋谷陽さん「(馬をめがけて投げてきた可能性も?)そうですよね、わかっていてやっている。馬を飼っているのをみんな知っている」
ここで飼われている馬に対しては、以前にもいたずらなどがあったという。
2022年4月に撮影された防犯カメラ映像がある。
何者かが、馬の顔を強く引っ張っている。
そして、馬の頭から無理やり、馬具を外していた。
心ない動物へのいたずら行為。
今回のポイ捨てが、もし馬を狙って行われていた場合は、動物愛護法に抵触する可能性があると考えられる。
橋下綜合法律事務所・溝上宏司弁護士「馬を確実に狙って、空き缶だったり、ペットボトルなどを投げつけたのであれば、動物愛護法違反になると思う。懲役1年以下か罰金100万円以下という形になる」
飼い主は今回の件について、警察に通報しているという。