命に向き合い正しい飼育を 「動物愛護週間」で街頭啓発 減らない『保護猫』 飼い主の責任意識して | トピックス

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2023年9月20日 FNNプライムオンライン

 

 

 

20日から「動物愛護週間」が始まりました。生活に潤いと癒しをくれる動物たちですが、飼い主には責任も求められます。

 

毎年、9月20日からの1週間は「動物愛護週間」です。長野市の長野駅では、ボランティアや保健所の職員がティッシュを配って呼びかけました。

 

こちらは、長野市保健所が保護した犬と猫の数です。昨年度は犬が40匹、猫が158匹でした。

 

この10年、犬は減少傾向にありますが、猫は年ごとに増減はあるものの横ばい状態です。

 

なかなか減らない保護猫。猛暑だったこの夏は、熱中症のような症状で保護される子猫も相次ぎました。

 

背景にあるのは「繁殖力の高さ」です。不妊対策をせずに飼育し、数が増えすぎる「多頭飼育崩壊」は社会問題になっています。

 

長野市動物愛護センター・笠原和浩所長:
「動物に対する責任と社会に対する責任、2つを意識して飼ってほしい」

 

「動物愛護週間」は9月26日まで。県内でも、正しい飼い方講座や動物と触れ合うイベントなどが行われます。