部活動「犬クラブ」保護犬飼育や里親探し紹介 「まだまだ活動必要」大垣養老高生がイベント、岐阜 | トピックス

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2023年8月15日 岐阜新聞

 

 

 保護犬の飼育や里親探しに取り組む大垣養老高校(岐阜県養老町祖父江)の部活動「犬クラブ」が、大垣市外野のイオンモール大垣で活動を紹介するイベントを開いた。

 

 クラブは2020年度に発足。虐待や飼育放棄など、さまざまな事情で保護された犬を動物保護団体から預かって世話し、譲渡先を探す活動をしており、これまでに12匹を譲渡した。取り組みに賛同し、同店で毎月11日に実施する「幸せの黄色いレシートキャンペーン」でクラブを支援するイオンモールの協力で、初めて校外でのイベントを実施した。

 

 生徒たちがまとめた犬猫の引き取りや殺処分の頭数などの統計データや、これまで譲渡した保護犬を1匹ずつ紹介するパネルを展示。部員9人が買い物客に活動の内容を説明した。

 

 保護犬に関するクイズも大人向けと子ども向けの2種類を用意し、子どもたちが犬の塗り絵を楽しむコーナーを設けた。また、募金箱も設置し、活動への協力を呼びかけた。

 

 部長の3年生(17)は「訪れた人の心に残るようにパネルを作り、説明した。保護犬がいて、まだまだ活動が必要な状況を広く知ってほしい」と話した。