動物を殺傷し苦しめたのは事実…」杉本彩さん怒りの会見…妊娠した犬に麻酔せず帝王切開、ペット事業者 | トピックス

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2023年2月1日 SBC信越放送

 

劣悪な環境で多くの犬を飼育し虐待した罪などに問われている長野県松本市のペット事業者の裁判で、元代表の男は「麻酔をせずに犬を帝王切開し傷つけた」などとする追起訴の内容を一部否認しました。

 

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動物愛護法違反などの罪に問われているのは、松本市寿北(ことぶききた)のペット事業者の元代表=百瀬耕二(ももせ・こうじ)被告・61歳で、2021年8月、妊娠していた犬5頭に対して獣医師の資格がないにも関わらず、麻酔をせずに帝王切開を行いみだりに傷つけたなどとされています。 

 

地裁松本支部で開かれた裁判で百瀬被告は、帝王切開を行ったことなどは認めたものの、帝王切開の際に、「麻酔をしなかった」ことと、「みだりに傷つけた」という点は否認しました。 

 

一方検察側は、従業員からの「麻酔を使わないのか」という問いかけに、被告人が「せずにやっている」と話していたなどと指摘しました。 

 

百瀬被告は、2022年3月に裁判が始まった劣悪な環境で犬を飼育し虐待した罪については、起訴内容を認めています。 

 

一方、事件を刑事告発した団体の代表を務めるタレントの杉本彩(すぎもと・あや)さんが裁判を傍聴後、記者会見しました。

 

(動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長) 「とにかくこの公判は始終怒りこみあげてきた、麻酔薬を使ってようがいまいがみだりに動物を殺傷し苦しめたのは事実」