2022年11月24日 大分合同新聞
保護猫の譲渡を促そうと、大分市廻栖野(めぐすの)のおおいた動物愛護センターは23日、「猫まつり」を開いた。家族連れら36組が訪れ、生後3カ月から13歳までの16匹と触れ合った。
同センターは毎月第1・第3日曜日に猫の譲渡会を開いている。コロナ禍のペットブームが落ち着いた影響などで譲渡数は昨年比で3割ほど減少。現状は収容、管理できる数を大幅に超えているという。
参加者は3組ずつ入場。背中を優しくなでたり、猫じゃらしを使って一緒に遊んだ。
両親と訪れた同市の柏原実空さん(12)=豊府小6年=は「おとなしかったり活発だったり、猫にもいろんな性格があった。今はペット禁止のマンションに住んでいるので、大人になったら飼いたいな」と話した。
獣医師による飼い方セミナーもあった。同センターの河村正所長は「殺処分ゼロが目標。猫に親しみ、少しでも関心を持ってほしい」と話した。