2022年9月15日 神戸新聞
オープン1周年を迎える神戸市の動物愛護拠点「こうべ動物共生センター」(同市北区しあわせの村)でセンター長を務める保護猫が初代から2代目に交代する。初代の「みお」が引退し、「ラピ」が2代目に就く。25日に交代式があり、みおは譲渡の対象になる。(名倉あかり)
同センターは2021年10月にオープン。みおは雌で、同年12月に開設した同センターのインスタグラム(インスタ)公式アカウントの発信役を担ってきた。
譲渡予定の犬や猫の情報をアップするほか、目を細めた写真に「おなかいっぱいで、まぶたが重いにゃ…」とつぶやきを添えるなど自身の日常も投稿。フォロワー数の増加に貢献した。
ラピは生後6カ月の雌。好奇心旺盛な性格で、どんな人や猫とも遊ぶことができる。交代式は同センターで25日午前11時~正午に開かれ、感謝状の授与やラピのお披露目を予定する。
ラピは「たくさんご褒美くれるみたいだから頑張るにゃ。応援してにゃん」、みおは「ラピならみんなを盛り上げてくれるにゃん」とそれぞれコメントした。
また、これまでインスタに投稿されたみおの姿を中心に集めた写真展が、神戸・三宮のさんちか花時計ギャラリー(22~28日)と同センター(21日~10月10日)で開かれる。
みおの飼い主は9月26日から10月9日まで募集。譲渡の条件など詳細は同センターのホームページで。