介助犬 全国に58頭・必要とする人は約1万5000人 役割・仕事を知って 小学校でPR活動 | トピックス

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2022年7月3日 福島テレビ







福島県福島市の清水小学校にやってきたのは、介助犬の『ファンタ』
介助犬の役割・仕事を広く知ってもらおうと、日本介助犬協会が全国各地でPR活動を行っている。

日本介助犬協会・後藤優花さん:「介助犬って手足の不自由な方のお手伝いをするんだって、ファンタ君こんなお仕事してたんだよっていうことを、みなさんからどんどん広めてください」

目が不自由な方が安全に快適に歩く手伝いをする『盲導犬』
耳が不自由な方の生活を支援するのが『聴導犬』

一方の『介助犬』は、交通事故などで障がいを負った方の生活をサポートする。
冷蔵庫の中からペットボトルを取り出し渡してくれたり、落としてしまった携帯電話を見つけ持ってきてくれたり…日常生活の頼れるパートナー。

実際に子どもたちも、車いすに乗ってファンタに鍵を拾ってもらう体験をした。

児童:「人間より頭がいいのかなと思っちゃいました。色んな人に話したり、色んな人が調べたりしてくれたら嬉しいです」
児童:「もっと増えて、体が不自由な人を助けてほしいなと思います」

介助犬が必要な人は全国に約1万5000人いると言われているが、全国にいる介助犬は58頭。福島県内には1頭もいない。

日本介助犬協会・後藤優花さん:「実際に見ることもないですし知るきっかけも少ないからこそ、介助犬を知ることがないっていうので頭数も増えていかない。介助犬がいて当たり前っていう社会になっていけば、いいなと思います」

協会では今後も、介助犬の役割を知ってもらうための活動を続けていく。