2022年6月1日 NIB長崎国際テレビ
県内で殺処分される犬猫の数は減少傾向にはあるものの長年、ワースト1位が続いた長崎県。猫の保護活動に取り組むアマチュアカメラマンを取材した。
凛とした姿が印象的なさくら猫。保護されたばかりの小さな命も。インスタグラムで紹介されている。諫早市のアマチュアカメラマン栄木誠さん。2018年、長崎市が主催したインスタグラムの写真コンテストで大賞を受賞。5月、譲渡会が行われる会場で猫をテーマにした初めての個展を開催。インスタグラムも連動させて保護活動に取り組んでいる。そのきっかけは…3匹の飼い猫。さくら耳の元保護猫たち。さくら耳は不妊、去勢手術を済ませた証。環境省によると、保護された犬猫の数に対する殺処分の割合は長崎県が71パーセントと全国で最も高くなっている。訪れたのは「長崎さくら猫の会」。飼い主のいない猫の問題に取り組んでいて、現在、里親が現れるまでの間、猫を育てる「シェルター」の設置に向けてクラウドファンディングを呼びかけている。先日、諫早市の動物病院を訪れた栄木さんと妻の輝美さん。飼い猫2匹に「マイクロチップ」を装着する。飼い主情報を登録したら自宅でさっそくインスタグラムにアップする。小さな保護活動は今後も続く。