ドッグブリーダー 動物愛護法違反で逮捕 和歌山県白浜町 | トピックス

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2022年5月24日 テレビ和歌山








多数の犬を劣悪な環境で飼育し、虐待するなどしたとして、ブリーダー業の親子ら3人が、昨日、県警生活環境課と白浜警察署に、動物愛護法違反などの疑いで逮捕されました。


逮捕されたのは、白浜町才野の繁殖販売施設「ワンダックス」を共同経営する、今津健二容疑者42歳、今津嘉信容疑者80歳の親子と、町内在住の元従業員 相馬保雄容疑者71歳の3人です。


警察の調べによりますと、今津容疑者親子は今年2月28日、白浜町才野の犬舎や自宅などで、排泄物が堆積した劣悪な環境で犬56匹を飼育し、犬が病気やけがをしたにも関わらず、そのまま放置するなどの虐待を加えたとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。


飼育されていたのは主に小型犬で、木製のゲージに複数匹ずつ入れられていたということで、ほとんどの犬が糞や尿にまみれ、やせ細っていて、警察はこれまでに十数匹を保護し、県内の保健所に預けました。


また、親子は相馬容疑者とともに、去年12月下旬頃から今年2月28日までの間、施設に隣接する県管理の土地に、畳などの廃棄物およそ2110キログラムを不法に埋めたとして、廃棄物処理法違反の疑いも持たれていて、廃棄物の中には犬1匹の死骸も確認されたということです。


町からの不法投棄に関する相談で発覚したもので、警察の調べに対し、健二容疑者は動物愛護法違反の容疑について概ね認める一方、嘉信容疑者は「適正に犬を飼育していた」と容疑を否認しているということです。