「長生き出来ないかも」と言われたインコ、闘病生活を経て…… | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2022年5月16日 ねとらぼ






 Twitterに獣医師さんに「長生きできないかも」と言われたインコさんのビフォーアフターが投稿され、「よく頑張ったね」「元気で長生きしてね」と感動の輪が広がっています。ツイートは記事執筆時点で8000件を超える“いいね”を獲得しています。


 投稿主であるもん子さんのお家で暮らしている、アルビノのセキセイインコ「ぽん」ちゃんは、お迎えしたときの体重が19gともともと体がとても小さかったそうです(大人のセキセイインコの適正体重は35~40g)。


 しかもぽんちゃんはヒナ特有の白いもふもふな綿毛が無く、羽にツヤも無くて妙に汚れやすかったんだとか。なんだかおかしいな? と思ったもん子さんはぽんちゃんを連れて動物病院に行き、検査を受けることにしたのでした。


 するとなんとマクロラブダス症(メガバクテリア症)という病気を引き起こすカビ(真菌)と、PBFDというウイルスを保有していることが判明。くちばしまで変形してしまっていたことから、獣医師さんからは「長生きできない個体かもね」といわれてしまったとのこと。


 PBFD陽性であることが分かったときは覚悟はしていたものの、不安で押しつぶされそうになったというもん子さん。しかしぽんちゃんももん子さんも決して諦めることなく、頑張って治療を続けたのです。その結果ぽんちゃんの体の中にいたカビもウイルスも無事にいなくなり、ぽんちゃんは真っ白な羽が美しい、とっても立派な男の子に成長したのでした。


 生きることを諦めずに病気を克服したぽんちゃんには、「何だか泣けてしまいました」「ウチの子も闘病中です。頑張ってくれているので飼い主はそれに寄り添って頑張ります」「きっとぽんちゃんは飼い主さんに出会えたから頑張れたのだと思います!」といった、たくさんの優しくてあたたかいコメントが寄せられています。


 もん子さんのお家にはぽんちゃんの他、スパングルダブルファクターイエローの「ピピ」ちゃんとパイドの「みるく」ちゃんも暮らしています。Twitter(@monfami215)にはインコたちの写真や動画が投稿されています。


画像提供:もん子(@monfami215)さん