神戸市に保護犬や猫を飼育し新たな飼い主見つける施設オープン | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2021年10月9日 関西NEWS WEB







保護した犬や猫を飼育して新たな飼い主に引き渡す施設が神戸市に新しくオープンしました。

神戸市北区にオープンしたのは「こうべ動物共生センター」で、動物と人間が共生できる社会を目指して、保護した犬や猫の譲渡やしつけ方教室、それに子どもを対象にした動物とふれあう催しなどを行います。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オープンが延期されていましたが、「緊急事態宣言」の解除を受けて9日にオープンしました。
9日に行われた譲渡の見学会には、事前に予約した人たちが訪れ、獣医師から保護された経緯や性格の特徴などについて、説明を受けながら、触れ合っていました。
今のところ、犬が2匹と猫3匹が飼育されていて、マッチングした人には、今後、神戸市との面談やお試し飼育などが行われ、譲渡の手続きに進むということです。
またアニマルセラピーの一環として、子どもが犬に本を読み聞かせる読書会も開催され、訪れた大阪・箕面市の小学校2年生は「かわいかったし、楽しかった」と話していました。
神戸市健康局環境衛生課の玉嵜一彦課長は「いろいろな人が動物と一緒に幸せに過ごしていける場所のモデルになるような事業を展開していきたい」と話していました。