2021年7月19日 テレ朝news
水遊びなどで子どもたちに人気のアメリカザリガニ。ただ、国は「特定外来生物」への指定も含めて検討に入ったということです。どういう理由なんでしょうか。
アメリカザリガニを扱うペットショップ。店主は困惑していました。
アートリバーマ・中田忠利代表:
「特定外来生物に指定されたら、うちはもう売らない」
政府が「販売」「飼育」など規制する特定外来生物への指定も含め検討に入ったからです。
アメリカザリガニが問題視される訳。それは「繁殖力の強さ」にあります。
この日、井の頭公園に集まったボランティアスタッフ。池にボートを浮かべ始まったのがアメリカザリガニの駆除です。
一日1000匹を捕獲することもあるそうですが、アメリカザリガニは1度に200個以上を産卵。そのため毎週、駆除に追われているといいます。
さらに、問題なのが・・・。
ボランティアスタッフ:
「水草を切ったり食べたり(数を)抑えないと池の環境が保てない」
かつて水草が生い茂っていた秋田県内の池。
ひとたびアメリカザリガニが住み着くと、水草は消えて無残な状態に・・・。
水草を住処にする生き物へ影響も大きく、特定外来生物への指定も検討されているアメリカザリガニ。 政府の専門家チームの一員は・・・。
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