2021年6月22日 愛媛新聞社
犯罪被害者や遺族に犬が寄り添う「ドッグセラピー」の導入に伴い県警は22日、柴犬やトイプードルなど9匹と飼い主にセラピー犬の嘱託書を交付した。県警によると、全国の警察で初の取り組みで、5月に運用を開始。精神的ダメージを回復・軽減を図り、少しでも元の生活に戻れるよう支援する。
松山市土居町の「ドッグガーデンでぐま」で嘱託式があり、ゴールデンレトリバーの「ラブ」と共に嘱託書を受け取った主婦の菅あけみさん(72)=東温市=は「ラブは人が大好き。犯罪被害者を癒やすことができるように一緒に頑張っていきたい」と話した。