今月1日、山口県周南市の市道で飼い犬の散歩をしていた女性が野犬に太ももをかまれケガを負った。
市や環境保健所は4日、現場付近に大型の捕獲檻を設置したほか、周辺の住民に注意を呼びかけている。周南市環境政策課によると、1日午後3時半ごろ、周南市古泉2丁目の市道で20代の女性が飼い犬の散歩をしていたところ、近くのJR貨物の敷地内から出てきた白い野犬1匹に左足の太もも裏をかまれたという。女性は、かみ傷2か所と7センチ程度のあざが出来るケガを負った。市や周南環境保健所では4日、現場付近に大型の捕獲檻を設置し、パトロールを強化しているほか、周辺住民に注意を呼びかけている。周南市での野犬による被害は今年度3件目となる。