モンゴル・マーモットを食べた少年がペストで死亡 | トピックス

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2020年7月16日 テレ東NEWS









モンゴルで15歳の少年が、狩りで捕らえたマーモットを食べた後、「腺ペスト」を発症し、死亡したことがわかりました。
ペスト菌はネズミやリスなどのげっ歯類の動物に寄生するノミが持っていることが多く、このノミに噛まれたり、ノミによって感染した動物と接触することでヒトにも感染します。
モンゴルでは今月初めにも、別の県で感染例が2件確認されているほか、中国北部の内モンゴル自治区でも、遊牧民の男性1人の感染が報告されています。
モンゴルの農村部ではマーモットを狩ったり食べたりする人が多く、一部ではマーモットの内臓を食べると健康に良いと信じられているといいます。
WHO=世界保健機関は現時点で「十分に制御」されていて、リスクが高いとは考えられないとしながらも注意を呼びかけています。