動物愛護の拠点オープン、秋田市 | トピックス

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2019年4月2日 秋田魁新報







秋田県動物管理センターの機能を引き継いだ県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」(秋田市雄和椿川)が開設し2日、報道機関に公開された。動物愛護の新たな拠点として、保護した犬猫の譲渡や交流事業などを推進する。一般開放は6月1日から。

 ワンニャピアは、これまで県動物管理センター(秋田市浜田)が担っていた犬猫譲渡の役割に加え、飼い主に対し動物への接し方をアドバイスしたり、動物との触れ合い体験の場を提供したりする。動物愛護の普及啓発強化に向け、県が約8億2400万円をかけて整備した。



 建物は木造平屋建てで、延べ床面積約1500平方メートル。保護した猫の展示室には、高さ6・5メートルの大型キャットタワーを設置し遊び場とした。譲渡希望者は室内で猫を見ることもできる。広さ240平方メートルの機能訓練室では、しつけ方教室や動物愛護の考え方を啓発するイベント、譲渡会を開く予定だ。

 譲渡希望者と犬や猫が同じ空間で時間を過ごし、相性を確かめることのできるマッチングルームのほか、飼い主が動物に関する悩みを相談できる相談室も新設した。譲渡希望者は登録が必要。問い合わせはワンニャピアTEL018・827・5051