国の天然記念物のジュゴンが、沖縄県北部の沖合で死んでいるのが見つかった。
今帰仁(なきじん)漁協組合によると、18日午後5時ごろ、漁港内の堤防付近に浮いて死んでいる生き物を漁師が発見、19日正午前に、美ら海水族館の職員などが調査に訪れ、見つかった死骸は、国の天然記念物のジュゴンであることがわかった。
国の天然記念物・ジュゴンは、環境省が絶滅のおそれがある哺乳類に指定していて、普天間基地の移設計画が進められる、沖縄・名護市辺野古沖でも生息が確認されている。
ジュゴンの死骸は冷凍施設で保存し、専門家が死因などを調査するという。