リードなしの大型犬かみつく、飼い主に賠償命令 | トピックス

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3/28(水) 22:01配信  読売新聞

 

 

 リードにつながれていない大型犬にかみつかれ、傷痕が残ったとして、大阪府茨木市の40歳代の女性が飼い主に約270万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、約200万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2015年6月、茨木市内で自身の飼い犬と散歩中、体重23キロの大型犬に飛びかかられ、腕や背中、尻などをかまれて2週間のけがを負った。女性には11か所の傷痕が残ったほか、3日後に予定されていた就職の面接にも出席できなかった。

 酒井良介裁判官は判決で、大型犬が現場近くの飼い主宅から走り寄ってきたとし、「飼い主がリードをつけるという基本的な注意を怠った」と指摘。「強い恐怖心を伴い、傷痕を除去する治療も必要」とし、慰謝料80万円のほか、治療費などの支払いを命じた。