03/20/2017 DAILYSUN NEWYORK
16日付のニューヨーク・ポストによると
、ニュージャージー州で営利目的の子
イヌ繁殖工場(パピーミル)を禁止する
法案が議会を通過したことが、同日ま
でに分かった。クリス・クリスティ知事が
承認すれば法律として制定される。
同州では2015年、ペットショップに子イ
ヌの仕入れ元を明示するよう義務付け
るペット購入保護法が成立している。
今回の法案はそれを厳重にしたもので、
ペットショップはパピーミルから仕入れた
子イヌを販売することができなくなる。
さらに、動物救援組織やシェルターなど
が報酬を払ってブリーダーやブローカー
からイヌやネコを受け取ることも禁止す
る。
この法案を共同提供したレイモンド・J・
レスニアック上院議員は法案内で、「繁
殖工場には愛護の精神が欠けており、
動物たちは病気がちで問題がある」と
し、ペット購入保護法成立後もこうした
工場で繁殖されたイヌやネコが依然と
して大量に販売されている現状を指摘。
動物愛護協会によると、全米に約1万の
パピーミルが存在し、年間240万匹の子
イヌが繁殖されているという。
レスニアック上院議員は、「知事が拒
否権を行使すれば、それを議会で覆し
てでも法律にする」とフェイスブックに
投稿した。

Mike Lavoie