J-CASTニュース 3/10(金) 19:49配信
「おとなしいはずの犬種なのに」「こんな事
あるんだな」「悲劇としか言えない...」。東
京都八王子市内でゴールデンレトリバー
に女児が噛まれて死亡する事故があり、
ネット上では、こんな驚きの声が上がって
いる。
報道によると、生後10か月の女児は、自
宅から4キロほど離れた祖父母の家に
2017年3月9日に一時預けられていた。
犬を脅かす状況になかったが...
女児が保育園で熱を出したが、母親が仕
事中だったため、祖父が女児を引き取りに
行っていた。女児は、時々祖父母の家に預
けられていたという。
事故は、この日夕方に起こった。女児が
1階の居間で最近始めたハイハイをしてい
たところ、祖父母が飼っていたゴールデン
レトリバーがいきなり女児の首の付近に噛
み付いたのだ。祖母は1メートル手前で見
守っていたが、防ぎきれなかったという。
祖父が119番通報し、女児は救急車で病
院に運ばれたが、2時間ほど後に亡くな
った。
ゴールデンレトリバーは、4歳のオスで
体重は37キロあった。祖父母は、普段は
おとなしくて、吠えることもなかったと話し
ているという。犬のケージはあったが、家
の中では放し飼い状態だったという。
祖父母の家では、このほかに、秋田犬と
小さな犬2匹の計4匹を飼っており、玄関
脇に「猛犬に注意!!」の貼り紙が掲げられ
ていた。
警視庁南大沢署によると、事故当時は、
大きな声を出すなどして、犬を脅かしたり
する特別な状況にはなかったという。
ニュースのコメント欄などでは、「赤ちゃん
に嫉妬したのかな」「どんなに大人しい犬
でも癇癪起こす時もある」と様々な憶測が
書き込まれているが、なぜ犬がいきなり噛
み付いたのかはよく分かっていない状況だ。