産経新聞 3/4(土) 7:55配信
平成29年度の嘱託警察犬の嘱託書
交付式が神戸市中央区の県警本部で
行われ、昨年の審査会で選ばれた26頭の
飼い主や訓練士が嘱託書を受け取った
=写真。
4月から来年3月まで、事件の捜査や
行方不明者の捜索活動などに協力する。
県警直轄の警察犬は12頭で、けがを
するなどして頭数が足りなくなる事態に
備え、毎年、審査会で嘱託警察犬を
選んでいる。
昨年12月に行われた審査会には、
足跡追及と臭気選別の部門に109頭が
出場し、シェパードとラブラドルレトリバー
計26頭が合格した。
交付式では、藤原栄二鑑識課長が
「兵庫は面積が広く、直轄警察犬の頭数も
限られている。訓練を通じて嘱託警察犬を
鍛えていただき、活躍を期待しています」
と激励。
雌のシェパード「ツアネラ号」(8歳)が
選ばれた市川町の訓練士、
宮西仁(めぐみ)さん(66)は「好奇心が
強く、長時間の捜索活動でも力を発揮
できる。少しでも役に立てるように
頑張りたい」と話した。