AFP=時事 2/28(火) 14:43配信
【AFP=時事】
オーストラリア・シドニー(Sydney)の
人気のビーチで、飼い主が海に投げた棒を
取りに行ったペットの犬がサメに襲われ、
そのまま連れ去られる
という出来事が起きた。
現場周辺では海に入らないよう注意が
呼び掛けられている。
今月26日夕、シドニー南部のボナポ
イント・リザーブ(Bonna Point Reserve)
広場に面した海で、モリー(Molly)という
名前のアメリカン・スタッフォードシャー
・テリアがサメに襲われた。
名前をナイジェル(Nigel)とのみ明かし
た飼い主は豪紙シドニー・モーニング・
ヘラルド(Sydney Morning Herald)に
「あっという間の出来事だった。(サメが
犬を)水中に連れ去ってしまったんだ」
と、その時の様子を語った。
ナイジェルさんはモリーは5メートル
ほど沖にいたと語り、「サメは全長が
3.5メートルほどで、簡単に人を
連れ去ることができるくらいの大きさ
だった」と話した。
シドニー・モーニング・ヘラルドに
よると、今月に入ってから現場近くの
ボタニー湾(Botany Bay)でサメの
目撃情報が複数あったという。
専門家は、ウオータースポーツの
人気が高まっていることに加え
サメの餌となる魚が浜辺近くに移動して
いることからサメによる襲撃事件が
増えているが、人が死亡することは
まれだとしている。
【翻訳編集】 AFPBB News