ホームセンターの「島忠」が保護猫の譲渡会を開催 次回は保護犬も参加 | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

ペトこと 2016.12.31

 ホームセンターなどを運営する島忠が12月17日(土)、「ホームズ所沢店」(埼玉県所沢市)で保護猫カフェ「ねこかつ」(埼玉県川越市)に会場を提供し、保護猫の譲渡会を開催しました。当日は14件の譲渡希望があり、現在8匹がトライアル(※)に進んでいます。2017年1月28日(土)には「江東猿江店」で、保護犬も合わせた譲渡会を開催予する定です。

{3A7AE67F-3E53-4124-94F7-EC5039B4A6A6}

※保護犬猫は、里親候補者が決まると1〜2週間のトライアルというお試し期間に入り、犬猫と新しい家の相性、新しい家族との相性を確かめ、問題なければ正式譲渡されます。

ホームセンターでの譲渡会は「革命的」今回の譲渡会は正午から午後4時まで開催され、買い物ついでのお客さんなど4時間で約500人が参加しました。保護猫は19匹参加しましたが常に人だかりができる状態となり、後ろから「(猫が)見えない」といった声も聞こえたそうです。「ねこかつ」店長の梅田 達也さんは、「譲渡希望は開始直後に相次ぎ、たまたま参加した方が譲渡を希望されたというより、事前にチラシや店頭POPを見て参加された近隣の方々が多かったようです」と話します。ホームセンターという身近な場所での譲渡会が、保護猫に関心があった潜在層と保護猫を結ぶ場として機能したと言えそうです。梅田さんは、「行政の動物愛護センターや自分たちのような保護団体が開催する譲渡会と違って、ホームセンターなら不特定多数の方が来てくれます。1回で10匹も助かるなんて」と驚きを隠せない様子で、この取り組みが全国に広まれば「(保護犬猫の譲渡は)革命的に変わる」と話しました。関連記事:犬猫殺処分数が初めて10万頭を下回り8万頭に 2015年度の返還・譲渡率1位は岡山県

{EA647C96-E5DB-47B0-8FFE-4A76B625B56A}

{EB091635-4A45-4414-87C7-2C70C96F1EE6}


 
※編集部注:情報の確認を行っているため一部記事を修正しています。