禁じられた犬種が故に安楽死させられた愛犬の後を追い命を絶った飼い主の悲劇 | トピックス

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Animal 2015.05.31

デンマークで禁じられた
ピット・ブル
デンマークではピット・ブルや
土佐犬を含む13種の犬種が
禁じられています。27歳のダンさんは
ザントと名付けられたピット・ブルを
飼っていました。ザントは一度も
人間や他の動物を襲ったことは
りません。

しかし、デンマークでは
ピット・ブルを飼うことが許されて
おらず、ダンさんは行政からザントが
”禁じられた犬種では無い”と
証明する猶予を八日間与えられました。



出典 http://www.examiner.com

愛犬の安楽死、
飼い主のオーバードーズ

残念ながら、ダンさんはザントが
禁じられた犬種では無いという
証明はできず、ザントはダンさんの
元から連れ去られ、
安楽死させられました。
愛犬を救うことのできなかった
悲しみから立ち直れなかった
ダンさんはその数日後、
鎮痛剤の過剰摂取により
後を追う様に亡くなりました。


出典 https://www.facebook.com

生まれながらに危険な犬はいるのか
ある特定の犬種を禁じているのは
デンマークだけではありません。
ピット・ブルというのは
危険な犬種という認識があり、
闘犬として繁殖された為確かに
他の犬種よりも気性の荒い部分は
あるのかも知れません。

しかし、時折耳にする
ピット・ブルによる
人間や他の動物への攻撃を
報じるニュースがある中、
大多数のピット・ブルは
生涯他の生き物に危害を
加える事無く、他の犬達の様に
忠実な人間の友達、
そして家族として生きています。

勿論、どんなにキチンと躾けても
100%問題が起こらないとは
言えませんが、その防止の為に
小さくとも尊い命を奪う権限が
人間にあるのでしょうか。

例えばあなたの愛する愛犬が
”危険だ”と判断され、
突然連れ去られ安楽死させられたら…。
あなたは、それでも行政の判断を
尊重する事ができますか?



出典 https://www.facebook.com