生後わずか3日の赤ちゃんが飼い犬に噛み殺される事故 米国 | トピックス

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2016年4月23日 18時45分Live door news

今月21日、米カリフォルニア州
サンディエゴで、生後わずか3日の
赤ちゃんが飼い犬に噛み殺される
事故が発生した。

『sandiegouniontribune.com』
など複数のメディアが伝えている。

事故が起こったのはサンディエゴ、
マイラ・メサにある家庭の寝室で、
両親はベッドの上で飼い犬と
一緒にくつろぎながら
テレビを見ていたという。

この家で飼われていたのは
2歳のオスで、体重44キロの
アメリカン・スタッフォード
シャー・テリアとグレート・デーンの
交配種。

アメリカン・スタッフォードシャー・
テリアはもともと闘犬用犬種で
激しい気性で知られるが、
ペット犬としての改良も進んでいる。

グレート・デーンは大型ではあるものの
温和な性格のものが多いという。

調査に当たったサンディエゴ警察署
児童虐待課の巡査部長トゥ・グエン
(Tu Nguyen)氏によると、
「くつろいでいた時に、突然母親が
くしゃみをしたようです。
それに驚いた犬がそばに寝ていた
男の赤ちゃんに噛みついたのです」
と話す。

現在、詳しい死因についての調査が
行われているが、警察では赤ちゃんの
死を“悲劇的な事故”と見ており
「飼い犬はすぐ赤ちゃんから引き離され、
男の子は病院に搬送されましたが、
死亡が確認されました」と報告。

噛まれた箇所などついての
コメントは避けた。

噛んだ犬はサンディエゴの
動物サービスセンターに送られ
検疫のため隔離されているが、
動物センターのスポークスマンは
「飼い主の指示があれば安楽死させる
こともできますが、検疫で狂犬病などの
問題がなければ、飼い主が犬を
引き取ることも可能です」と述べている。

『dogbite.com』によると、
昨年だけでアメリカ国内で同様の
事故が14件起きており、
被害者の41%は9歳以下の子供だという。

専門家は「普段おとなしい犬でも、
家族に新生児が仲間入りした直後に
態度が豹変することがままあります。
幼いお子さんを飼い犬と一緒に放置する
ことは絶対に避けるべきです」
と注意を促している。

出典:http://www.sandiegouniontribune.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)