
この時期、身も心も
リフレッシュしたくて
ワードローブを思いっきり
断捨離する人も多いんじゃ
ないんでしょうか。
「自分にはイマイチ似合わない
スタイルなんだけど、
いつか着こなせるかも…」
「人から譲り受けた物だから
なんとなく申し訳なくて
捨てられない…」
こんな悩みを抱えた事が
あるのは絶対、私だけじゃ
ないですよね(笑)
でも、そんな想いを抱えている
人も思い切って不要なものを手放して
解放感を感じてみてください。
「今までのしがらみは
何だったの!?」とあっけなく
感じるぐらい爽快ですから☆
アメリカ各地に48店舗を設ける
人気古着屋チェーン
「バッファロー・エクスチェンジ」
では、毎年冬から春にかけて
あるキャンペーンが行われます。

そのキャンペーンの名は
“Coats for Cubs
(動物の赤ちゃんにコートを)”。
リアルファーのコートや帽子、
アクセサリーやフードのフチなどを
寄付すると、そのアイテムは
野生動物の保護施設などに
送られ、療養中の動物達の寝床
などとしてリユースされるのです。
傷ついて弱っていたり、
親兄弟とはぐれてしまったりして
いたところを保護された動物の
赤ちゃんにとって毛皮の寝床は
心が休まる大切なアイテム
なんだそうです。

保護されたばかりの小さな
動物たちの不安やストレスを
解消し回復に導かせるよう、
アメリカの動物保護団体が
スタートしたこのキャンペーンですが、
2006年以降、この古着屋チェーンを
通してこれまでなんと1万着近くの
ファーアイテムが寄付されたそう。

今年は4月22日のアースデイまで、
全国の店舗でファーアイテムの
寄付を募っています。
リアルファーであればどんな
コンディションでも受け付ける
そうです。
期限が過ぎても野生動物保護施設では
いつでも毛皮アイテムの寄付を
歓迎しているとのことです。

リアルファー(毛皮)はもともと
動物の大切な体の一部を
強制的に奪った物。
流行に乗せられて買ってしまったけど、
後で現実を知ってから
ファーは二度と買わない!
と決める人も少なくありません。
しかし、すでに買ってしまった
ファーアイテムを捨てては
命を粗末にしてしまうし、
かと言って動物の死骸なんだと
思うともう着たいとは思えないし…

このような仕組みがあれば、
良心を持ってファーを手放せる上に、
ファッションのために殺された
動物たちにとっても
供養になるかもしれませんね。

少なくとも、著者は
そう信じたいです。
ファッションのために
奪われた命を、新しい命を
守るために役立てる。
本当は本物のお母さんの毛皮に
くるまっていたいだろうに…
現実は皮肉です。
残酷なファーファッションが
一日でも早くなくなる事を
願いながら、そしてこの子たちが
大きくなって野生に返されても
また人間の犠牲にならない事を
祈りながら、安らかに眠る
動物たちの寝顔に癒やされました。

個性豊かなアメリカのオシャレさんに
大人気の古着屋「
バッファロー・エクスチェンジ」
公式サイトwww.buffaloexchange.com
Coats for Cubs公式サイト http://coatsforcubs.com/