子犬だけを売るため捨てられた母犬、8匹のわが子と再会し安心した姿に胸が熱くなる | トピックス

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2016年03月15日 16時33分IROIROより

捨てられた母犬と子犬たちの
再会が話題になっています。

殺処分の多いシェルターから
母犬の名はノエル。


殺処分の多いシェルターから
動物愛護団体の K9 Crusadersに
引き取られました。

シェルターの職員によると、
迷い犬だったといいます。

出産したばかり
K9 Crusadersでは、ノエルは
出産したばかりの体で、出産して
間もなく子犬と引き離されたの
だろうと推測しています。

しかもほとんど食べ物が与えられて
いなかったようで、その体は
ほとんど骨と皮ばかり。

肋骨が浮き出て、一般的な
体重より9㎏ほど少なかったといいます。

ノエルは食べ物が与えられ、
病院へ行き、一時的な受け入れ先の
家に送られましたが、子犬たちの
行方が心配されました。

「怪しい広告」で発覚
同団体やボランティアらが子犬の
行方を探し始めて数日後、
偶然に見つかった「怪しい広告」で、
ノエルの運命が劇的に変わりました。


犬の売買のページに掲載されていた
親子の犬の写真。

そこに写っていた母犬が
ノエルにそっくりだったのだそうです。

広告には、母犬は出産で
亡くなったと書いてあったといいます。

団体が確認した末、
その写真の犬がノエルであることが
わかりました。

しかも広告を出した人物は、
ノエルを死に追いやるため
シェルターの前に捨てたのと
同じ人でした。

子犬をすべて買い取り
同団体では、専門家に相談し、
名前を伏せて子犬たちを
買い取ることにしたそうです。

ノエルが産んだ9匹のうち、
8匹がまだ売られずに残っていて、
その子犬たちをすべて買い取りました。


子犬は生後5から6週間くらいで、
母親と離していいような月齢では
なかったといいます。

団体によると
「その売主は、私たちが誰かも知らず、
何の質問もなくお金だけで売り渡した」
そうです。

母子がついに対面

そしてついに、
ノエルと子どもたちが対面。

子どもたちは我先にと
お母さんのおっぱいに吸いつきます。


ノエルの安心した表情に、
見ているほうも胸が熱くなります。